【バカッター】相次ぐバイトテロ 共通する低賃金アルバイターの闇

ルールを曲げるな イラスト






最近メディアを騒がせる『バイトテロ』

ただのイタズラ系の動画に過ぎないのですが、従業員が商品を使ってイタズラしているため、企業の信用がガタ落ちに。

さらに拍車をかけているのが低賃金アルバイターが多いという点。

安い賃金で奴隷扱いするためこのようなことが起きる、とあらぬ方向に話が進み、違った意味で企業を追い込んでいます。

相次ぐバイトテロ

SNSを使ったイタズラ系動画は今に始まったことではありませんが、最近は従業員が制服を着用した勤務中に行う行為が目立っています。

客に提供する商品を触ったり、つついたり、口に入れたりと不衛生極まりません。

 

くら寿司店員ネタをゴミ箱にポイ→拾い上げて調理?

事の発端ともいえるのがくら寿司で行われたイタズラ動画。

勤務中カットしたネタをゴミ箱に放り込む、直後にゴミ箱からすくいだすというもの。

ツイッターに投稿されてから瞬く間に炎上し、地上波を巻き込む大炎上となりました。

当該従業員並びに撮影していた従業員二人が即刻解雇されたのですが、くら寿司の信用は失墜。

その時のネタはお客には提供されていないといいますが、株価にまで影響する大損害となりました。

怒りの収まらないくら寿司は刑事、民事での訴訟を検討しています。

 

店員がピザを頬張りながらピザを調理

ドミノピザで行われたバイトテロ。

従業員が商品(?)のピザを頬張りながらスライスしています。

素手で喋りながらの行為で、汚いったらありゃしません。

 

セブンイレブン店員、おでんを口に入れて吐き出す

二人の店員がダチョウ俱楽部のモノマネをしながら、熱々のおでんを口に入れ、商品の入ったおでん鍋に吐き出しています。

この動画が狂気じみているのが、後ろにお客様がいるにもかかわらず、おでん鍋におでんを吐き出しているところ。

個人的に一番嫌いなバカッター行為です。

 

自業自得?バイトテロを生み出しているのは企業自身

この相次ぐバイトテロにSNS、地上波では

『民度の失墜』

『(損害賠償で)バカッターは一生苦しめ』

など、バカッターを一笑する意見が相次ぎました。

しかし、彼らに共通する『低賃金アルバイター』を指摘する声が噴出。

従業員の責めを問うより、企業の在り方について見直すべきとする声が注目されています。

 

バイトテロは訴えても抑止できない


このバイトテロについて、本当に注視せねばならないのは『安いことには何かしらの理由がある』というところ。

ズバリ言えば人件費であり、安く提供する分従業員の給料が下げられています。

これがいつまでも続く不況の根幹であり、10年以上たっても改善されない日本の現状です。

結局低賃金の従業員を責め立てたところで、企業に対する不満が無くなるわけでもありません。

 

低賃金=お遊び感覚

低賃金であるならばバイトテロをしてもいい、という曲解もありますが、低賃金=お遊び感覚となるところは否定できないところ。

かつての日本には雇ってもらうという、企業本位の価値観がありました。

賃金の大小や立場ではなく、『やりがい』と『企業に対する感謝』という奉仕の精神で仕事をするという概念です。

しかし近年の増税、社会補償の削減、政治家への不信、企業体質など悪い話はSNSであっという間に拡散。

低賃金は低賃金、バイトは所詮バイトに過ぎないということが浸透してしまっています。

 

被害者となることで責任回避?

こういったバカッターの行為が愚かな行為であることは間違いないところ。

しかし、かといって企業側が被害者ぶるのはズレた話。

くら寿司は刑事訴訟を視野に入れているといいますが、都内のバイトで時給1000円前後、非正社員比率は88%に上ります。

とどのつまりバイト頼りの職場であり、現場社員の負担が大きすぎるために、このようなことが起きることとなりました。

結局身から出た錆であることに変わりはありません。

 

昔からあった?飲食店のイタズラ

SNSの発展により今まであったものが明るみになっただけ、という意見もあります。

昔からこの程度のことはよくあることで、若年怜のバイト従業員の多い店ではサークル感覚になりがちです。

僕が20歳くらいの時、とあるファミレスでバイトしていたのですが、厨房でバイトシェフが商品のパフェを食べながら調理をしていました。

美味しそうでしたね…

僕?僕は食べてませんよ?

僕には振る舞われませんでした。

嫌われてましたからね(お前は和を乱す、といってクビになりましたw)

自覚がないのはなぜ?特定するユーザーたち

バカッターがバイトテロを起こすのですが、彼らに悪意を感じないのはなぜでしょうか?

実のところ、制服を着用したままであったりで企業名はわかれども、店舗や所在地まで把握できるような内容ではありません。

こういった炎上劇にするのはこれを見た別のユーザーたちによるものであって、本人たちによるものではありません。

『特定できなければそれでいいだろう』と高をくくり、そういった危険を予知できず、

フォロワーなどの囲いたちと盛り上げるためのネタに過ぎない

という認識となり、結果こういったバイトテロを引き起こす要因となるのではないのでしょうか。

 

バイトテロは企業にとってのテラー(terror)に過ぎない

バカッターによるバカ騒ぎは特定の客に対してのものではなく、企業や店舗に対してのイタズラが多いように思われます。

現にこのようなことが起きても、客らは店を変えればいいだけで、不快感は合っても損失とはいえません。

飲食、チェーン店にとっての死活問題であり、極端な話お客にとっては企業側の内輪もめに過ぎないのです。

くら寿司においては、このような事態を避けるために調理場に監視カメラなどをセッティングし常時見張っていました。

常日頃から監視のストレスを抱えていたため、カメラの目を盗みバイトテロ行為を行ったと見れなくもありません。

また、くら寿司は以前『無添 くら寿司』の無添が無添加を意味するものではないことが『インチキ臭い』とインターネットで暴露され、プロパイダーに対し、指摘したユーザーの個人情報を開示するよう訴えを起こしたことがあります。

訴えは棄却され、くら寿司側の敗訴となりましたが、ネット上ではヘイトが増大。

今回のバカッター騒動で株価が下がり損失額は27億円に上るといいますが、変わらない企業体質に株主が見放しただけという指摘もあります。

繰り返しますが、こういった企業体質がバカッターを生むことは否定できないのです。

 

マクドナルドに習え?バカッターが生まれない秘訣

セブンやピザなどでバイトテロが頻発する中、マクドナルドではそういったことが生まれません。

その秘訣についてですが、マクドナルドでは制服にポケットがついておらず、物理的にスマホや財布など持ち込める状況にないと言います。

もともとは従業員による窃盗を防ぐために行われていたものですが、今ではバイトテロを防ぐことに一役買っています。

今後はこういった対策が進む可能性が高く、最近では採用の折、念書を書かせたり、誓約書にサインを迫る企業が続出しているようです。

しかし、どれだけ騒がれようとも低賃金アルバイターがいなくては企業は成り立た無いのが現状の日本。

やんちゃといえど、若年層アルバイターは、もはや役員などよりも重要なパーソンといえるかもしれません。

 

騒ぎすぎ?テロは流石に過大な表現

最後になりますが、このテロという言葉には少々違和感があります。

海外では本物の爆弾で手足が吹き飛ぶ内臓が飛び散っているにもかかわらず、若年層のアルバイターの悪ふざけをテロといっているのには平和ボケ感が否めません。

恐怖を与える存在といえばそうですが、貧困と暴力にあえぐ国々で、このような表現を見せた時、一体日本のことをどう思うのでしょうか?

ネットで起きたことを地上波が大々的に、しかも中年齢以上の人たちがワーワー言ってる姿は少々滑稽に思えて仕方ありません。







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