地価が下がる?青山に児童相談所建設で一部住民がヘイト化、しかしその裏で…

地団駄 わがまま イラスト






港区南青山といえば名の知れた一等地。

年間の平均所得は1115万円で全国1位(2017年総務省調べ)。

社長が住む町2488人で全国1位(2017年東京商工リサーチ調べ)。

スーパーなどで売っている商品も割高となっており、もやしですら100円を超えるとか(わかりづらい例え…)

名実ともにお金持ちやセレブの集まるこの土地に、児童相談所の建設の話が舞い込んできました。

「地価が下がる!」

「景観が損なわれる!」

など一部セレブはぶちギレ。

全国を巻き込んでの大騒動となりました。

なぜ一等地に児童相談所?

このたびの児童相談所の設立のため港区は南青山5丁目の土地約3200平方メートルを約72億円で購入。

これに建設費を加え、総額100億円をかけて2021年4月に児童相談所を設立する予定です。

説明会を実施

2018年12月に赤坂区民センターで説明会を実施。

300人余りが集まりました。

専門家らを呼び、児童相談所設立のための経緯や意義を説明し、

「港区は広い空き地がなく価格も高い。審査を経て適正価格で国から譲渡いただいた。

コスト意識をもって運営する」

「家族だけでなく社会が子育てに責任を持ち、地域ぐるみで支えなくてはいけない」

子どもの命と生活を守る施設」

と、建設への理解を求めました。

 

南青山の住民激おこ

この説明に納得できない南青山の一部の周辺住人。

南青山には『プラダ』をはじめとした高級ブティックが軒を連ねており、マンション最高級ブランド『パークマンション』や『ホーマット』が数多く存在します。

それを考えれば、「なぜわざわざ南青山で?」という意見も理解できなくはないのですが…

「なぜ高い土地を買って南青山につくるのか?」

「保健所がある三田ではダメなのか」

「商業施設を建てるべき」

「人口が増えている港南地区にすればいい」

「青山のブランドイメージを守って(ほしい)土地の価値を下げないでほしい」

「自警団をつくって正当防衛をさせていただきたい」

などと不満が噴出。

中には

「南青山は自分で稼いで住むべき。港区民を愚弄するのか」

「3人の子を南青山の小学校に入れたくて土地を買って家を建てた。物価が高く、学校レベルも高く、習い事をする子も多い。施設の子が来ればつらい気持ちになるのではないか」

「ここに入る子どもたちは近隣の小学校にはかよわないんですよね?小学校に通えないような子どもたちという理解でいいのでしょうか?」

など思いあがった意見もありました。

 

『青山の未来を考える会』による反対署名も…

6度に及ぶ説明会も虚しく納得できない住人たち。

会場の外では、付近の不動産会社に事務局を置く団体『青山の未来を考える会』による、反対署名活動も行われました。

 

障がい者施設の建設も9年間ほったらかしに

今回の児童相談所とは別に、以前南青山2丁目に障がい者福祉施設の建設の話もありました。

しかしこの時も住民らは猛反発。

結局話し合いはとん挫し、今も建設は進んでいません。

 

ネットで避難轟々に

この有様にネットでは批判が噴出。

大炎上しました。

・自分達で地価を下げて行くスタイル

・こんな母親だと嫌な子供が育ってしまうんだろうなあ

・ほんと、青山はクズが多いなって印象しか無いんだが。 これでブランドってw」

・児相って虐待とか調査する機関だろ? 何言ってんの?親無し子が集まる孤児院なのかよ

・ほんとの金持ちならケンカしないよなあw

・不動産業者の口車にあっさり乗せられてる時点で、かなり知的水準の低い人の住む集落であることが世間に知られちゃったねw

・ほんとドラマでみるザマスババアそのものだな 母親集まって自慢し合ってスキありゃイジメる奴

・もうめんどくさいからドンキ造ろうぜ

 

地上波でも話題に

各局のニュース番組がこの話題を特集。

昼のニュース番組『バイキング』(フジテレビ)にて『おぎやはぎ』の小木は

「すっごいダサい事をいっている。もし奥さんが言ったらきらいになっちゃう。」

「情けないしカッコ悪い」

また『スッキリ』(日本テレビ)で加藤浩次は

「会議の中で『食べ物が高い、良い服着てる我々を見たら嫌な思いするんじゃないか』と言ってたが、何言ってんの。幸せの価値観って全然違うでしょ。良い服着て、良い所住んでるのが幸せだと思ってる事自体が浅ましいし恥ずかしい事だと思う」

と発言。

反対派住民への苦言が相次ぎました。

 

松嶋尚美、炎上

かたやバイキングで松嶋尚美は

「私は複雑。もしも、自分の所に(児相)が来るとなったら、引っ越しする可能性があります」

とコメントし、視聴者から批判が相次ぎました。

 

本当に地価は下がるのか?

反対派の意見に多い地価が下がるという指摘。

これに対し不動産鑑定士は

「児童相談所ができたからって、地域の価値が下がる話は聞いたことがない。」

「住民の怒号が飛んでいるとか、そっちの方が南青山全体のイメージが下がってまずいかな。憧れて住みたい人が減っちゃうかも」

と発言しています。

たしかに児童相談所が地価を下げるのかググってみましたが、そのような事例はありません。

 

葬儀場を作っても地価に変化なし

過去に公共の葬儀場の建設の際、周辺住民の猛反対を押し切って葬儀場を建設したことがありました。

しかし地価への影響もなく、周辺住人は何事もなかったかのように葬儀場を利用しているといいます。

 

商業施設を建てるほど大きい土地ではない

建設予定地に商業施設を建てるべき、との案についてですが、そこまで大きい土地ではありません。

商業施設といってもちょっとしたスーパーに飲食店がついた程度のものしかできなさそうです。

 

賛成派住民「ローンで無理しただけのインテリ」

反対派意見による講義で区の電話は鳴りっぱなしという話ですが、賛成派の意見は辛辣です。

ある70代の女性は

「(施設が)あってもいいと思うよ。何も問題ない。“ブランド”なんていう人は何かをはき違えているんじゃないの? 反対する人は人間として寂しい感じするし、残念」

また別の50代女性は

「ずっと南青山に住んでいるような人はあんなふうに騒がない。騒ぐ人は、ここら辺でも安いローン組んで、無理して公立小学校に子供を入れたいような人。私立とかインターナショナルスクールに子供を入学させる親が多いのに、そんな人ははっきり言って南青山では中の下よ」

とバッサリ。

その他には

「子を持つ親として、こんな理由(ブランド低下)で反対したとは、将来子供にとても言えない」

「建設反対は、虐待を受けている子供を見捨てる、虐待に加担している行為」

など大人な意見も見られました。

 

『Green Seed』が黒幕か?

一部でも指摘がありましたが、不動産屋が絡んでいるとの話。

『GreenSeed』という会社がこの土地の再開発を考えていたというもので、ツイッターで話題となりました。


HPに上げられた児童福祉施設建設の抗議文です(すでに削除済)。

南青山では名の知れた会社で、商業再開発に力を入れていたとのこと。

児童福祉施設の設立場所は5丁目の骨董通りの入り口であり、絶好のポイントです。

この記事が出回った時GreenSeedのHPが一時鯖落ちする事態になりました。

『ロケットニュース24』の取材によれば、GreenSeedは黒幕説を否定していますが、児童福祉施設の建設には反対のスタンスを変えておらず、建設反対の理由について『税金の無駄遣い』や『計画性のなさ』を挙げています。

ちなみに公式HP、公式ツイッター共にこの件については沈黙しています。

 

終着点はどこか?

GreenSeedの存在が出回り話題となったのは2018年10月のこと。

そして説明会での騒動がニュースとして出回ったのが12月なので、GreenSeed青山の未来を考える会としては絶対に引き下がらないスタンスということでしょう。

児童福祉施設が設立され治安や不安の改善につながれば、より住みやすい土地となり、地価が上がるかもしれないという考え方ができないのでしょうか?

『損して得取れ』という言葉があるように、もう少し長期的なスパンで物事を見てほしいものですね。







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