炎上しすぎ?勢いあまって逮捕されたユーチューバー達

炎上 ダルシム






動画投稿は金になる…確かにそういう時代もありましたが、今はそうはいきません。

Youtubeの広告収入は1再生0.05円といわれ、100万再生でも5~10万円ほど。

また『YouTube パートナー プログラム(YPP)』に締め付けにより

・過去12カ月のチャンネル動画総再生時間が4000時間以上

・チャンネル登録者が1000人以上

となり、全体の99%に及ぶ弱小ユーチューバーが淘汰されることとなりました。

動画でお金を稼ぐということがつくづく難しい世の中…

再生数を稼ぐ=知名度=面白さ=過激≒犯罪となってしまった動画をご紹介します。

※あくまで動画撮影内および、それじ準ずる逮捕案件であって、プライベートの逮捕案件ではありません

チェーンソー男 ヤマト運輸に殴り込み

2017年1月5日、三重県伊賀市にあるヤマト運輸の営業所で、従業員をチェーンソーを使って恫喝したとして、長谷川和輝容疑者(当時27歳)が暴力行為等処罰法違反で逮捕されました。

チェーンソー片手にヤマト運輸の営業所に乗り込み

「オイコラ泥棒詐欺師」

「はよ荷物出さんかい」

「全世界配信したるぞ」

「なめくさりやがってオラ」

「YouTuberなめとったらあかんで」

などと怒鳴りつける状況を動画で保存し、ネットで放送しました。

地上波でも大々的に取り上げられたので、覚えている人も多いと思います

事件の日、Amazonで注文した商品(Wifiルーター)がヤマト運輸で配達される予定だったのですが、配達員を彼の父親が「金がない」と追い返してしまいました。

これについて長谷川容疑者は

「客は俺や」

「何勝手に親父と話つけとんねん」

「プライム会員や」

と一方的に逆上し、事件を起こします。

逮捕される直前「謝罪会見」と称した動画も投稿しており、関係者や視聴者に謝罪しながら数十秒間に渡って2度頭を下げる様子などを公開しましたが、その後「テレビの取材が来ました」という動画まで投稿。

テレビ局職員と思われる男性と会話をする様子などを放送しました。

逮捕後は、懲役1年6か月執行猶予3年の有罪判決になり、失職しました。

現在もユーチューバーとして活動しており、チャンネル登録者も2万人を超えています。

 

警官の前で白い粉を落とす男

2017年8月30日、福井市内の交番前で覚醒剤に見せかけた白い粉の入った袋を落として逃走し、警察官に追跡させる動画がYoutubeにアップされました。

偽計業務妨害罪により西坂大治容疑者と撮影していたその妻が逮捕されました。

中身はただのグラニュー糖だったのですが、必死に追いかける警官と、おちゃらける投稿者に視聴者は激怒。

地上波でも大々的に放送され、数多くのユーチューバーらの手によってパロディ化されることとなりました。

福井区検が略式起訴しましたが、鹿谷被告は簡裁の略式命令を不服として正式裁判を請求。

理由はわかりませんが『西坂』から『鹿谷』と苗字が変わっています

2018年5月21日福井簡裁にて罰金40万円を言い渡されましたが、「覚醒剤撲滅に向けた啓発が目的だった」と無罪を主張。

即日名古屋高裁金沢支部へ控訴したのですが、10月30日棄却の判決が下され、最高裁へ上告しました。

ちなみに彼のチャンネルは今も健在で、今回のドッキリ動画は100万再生を超えました(動画は既に削除済みです)。

 

旅行費用のために空き巣

12月7日千葉県流山市で窃盗疑いで無職・永井康友容疑者(28)が逮捕されました。

彼は『うざろんぐ』という名前で動画を投稿しており、日本縦断などの旅配信をしているユーチューバ―で、今年10月ノートパソコンや掃除機など約30点(2万6千円相当)を盗んだといいます。

『Re start』というチャンネルを持ってはいますが、チャンネル登録者数は12月24日の時点で2100人程ですが、旅動画は全て削除されています。

どの動画も再生数1000いかない程度で、とても旅行費用をペイできる状態ではなく、旅費を稼ぐために空き巣に及んだのではないかと言われています。

 

女子高生ユーチューバーがフリーおっぱいで書類送検

『ぺぷしる』の『あきえ』というユーチューバーが、2017年11月25日に渋谷のハチ公前でフリーおっぱいをする動画を公開して炎上しました。

『ぺぷしる』とは二人組(三人組との話も)のユニットユーチューバーです

渋谷駅前で「フリーおっぱい」と書かれたスケッチブックを掲げ、街ゆく通行人に胸を触らせるというこの企画。

実に60人に及ぶ男性が彼女の胸を触るなりしたとのことです。

これにTwitterなども騒然となり、通っていた高校、バイト先など特定されることとなりました。

既に削除されていますが、『フリーキス』という、通行人とキスをする動画もあります

この騒動によりユーチューバーを引退、ツイッターも辞めてしまいました。

なお、この件について

「そそのかした男がいるのでは?」

と一部で噂になっているようですが、真相はわかりません。

 

3月に再び出現

翌18年の3月、またも渋谷でフリーおっぱいが決行されました。

ハチ公前広場でバニーガール姿で「フリーおっぱい」と書かれたスケッチブックを掲げ、通行人に胸を触らせるなどしていたのですが、騒ぎを駆けつけた警察官らによって撮影は中止に。

女子生徒が着ていたバニーガールの衣装(警視庁提供)

千葉県船橋市の私立高1年の女子生徒(16)

神奈川県相模原市の公立高3年の男子生徒(18)

通行人が胸を触る動画を撮影したとして、同法違反幇助の容疑で、

映像制作会社社員の男性(23)

を東京都の迷惑防止条例(卑猥な言動)で書類送検されました。

今回フリーおっぱいを企画したのは『ペロペロパー』というユニットのユーチューバーで、今回の事件を機にコンビ活動を休止。

Twitterは非公開となり、チャンネル内の動画はほぼ全て削除されています。

 

少年法改正のため?商品につまようじを刺す少年

2015年1月11日、当時19歳の少年がYouTubeに、『店の商品にいたずらしてみたw2』というタイトルで、店頭に陳列されていた商品に爪楊枝で穴を空けた動画を投稿した事件。

動画投稿の2日後地上波でもこの動画が大々的に取り上げられると、東急ストア側はすぐに該当商品の販売を中止、更に製造したメーカーも各店舗に対して商品回収命令を出しました。

事態を重く見た警察は威力業務妨害の疑いで捜査を開始。

少年は「リアル“逃走中”の完成です」と逃走を宣言。

現金約7万円をもって逃亡し、その間にも動画を投稿し続けていました。

逃避行の先々で

「有名人になっちゃったからさ。リンゼイ・アン・ホーカーさん殺害事件で手配され2年7ケ月逃亡した市橋達也になった気分」

「無能警察はまだ私を捕まえられないんですよ」

と警察を挑発していましたが、18日午前滋賀県の米原市内で逮捕されました。

 

少年法の改正を訴えていた?

アーンーパーンチ イラスト

この少年は2011年2月、ネット掲示板『2ch』に

「2月11日午後9時に新宿駅にて若い男3人による通り魔事件を起こす」

旨の犯行予告を書き込み

2013年6月5日にはYouTube上に今回とは別のユーザー名で

「6月14日午後6時30分に博多駅にて通り魔事件を起こす」

旨の動画を投稿しました。

これらにより少年院送致されるのですが、

「18歳以上は少年法ではなく成人と同じ法律で裁かれるべき」

と考えるに至り少年法の改正を主張するようになります。

事件逮捕後の取調べで

「報道のおかげで有名になれて嬉しかった」

「発言力を増す為には英雄になるしかなかった」

と供述しており、これが事件の直接の動機になったとみられています。

 

逮捕の容疑は建造物侵入

つまようじを商品に刺してはいましたが、動画に映っている商品のレシートが見つかっており、少年による自作自演であったことが判明しています。

そのため少々苦しい解釈ですが、「不当に建造物に侵入した」として少年を逮捕しました。

威力業務妨害とは「他人の自由な意思決定を制圧するような威勢を示すこと」であり、つまようじを刺すところを店員に見せつけたわけでもなく、購買者がいたわけではありません。

動画がアップロードされなければ明るみにでることはなかったものであり、自作自演を取り締まる法律はないことから、建造物侵入罪が適用されました。

2015年4月1日、東京家庭裁判所での審理(非公開)により、少年の中等少年院への送致が決定しました。

犯罪心理の専門家は「「かまってほしい」という心理の表れではないか?」と指摘しています。

少年法の改正という目論見も、どれだけ真剣だったのかは甚だ疑問です

 

おまけ:おでんツンツン男

2016年11月28日の深夜、愛知県常滑市のコンビニエンスストア・サークルKサンクスで売り物のおでんをツンツンした動画をアップした豊嶋悠輔が、威力業務妨害容疑で逮捕されました。

「こういうように、最近では、おでんが流行りですね。それも触っちゃう! これも、つんつんって、つんつーんって。つんつーん。ツーン! ツーン! ツーン!」

などと話しながらコンビニのおでんを、ツンツンと素手でつついています。

そのキャラクターの濃さ、通報したのはその母親ということ温度差もあってか話題となり、ネットでは「おでんツンツン男」と呼ばれていました。

コンビニ店員は「怖くて何も言えなかった」と話しており、その後おでんは全て廃棄処分となったようです。

撮影していた女性も一緒に逮捕されていましたが、両名ともに不起訴となっています。

理由は明らかにされていません

注目を集め続けるつんつん男

BAD イラスト

実は彼、二児の父親で別居中の妻がいました。

しかしその妻というのがモデル業をしている『豊嶋葉純』というということもあってさらに注目を集めます。

彼女はテレビ局の取材に対し「あいつならやりかねない」と答えており、事件のあった店に謝罪に出向いたといいます。

その後二人は離婚したということです

また、彼はプロのスノーボーダーであり、かつてはスノボグッズを扱うスポーツ用品店のオーナーをしていたことも判明しました。

 

事件後のつんつん男

事件後もインスタグラムで新しいアカウントを取得し、動画を投稿していますが、ここでも迷惑行為を繰り返す様子が撮影されています。

大阪で外国人カップルにからみ無断で撮影し、おちょくるかのようなそぶりを見せる

たくさんの人が歩いている歩道で勢いよくスケートボードで走る

など、反省の色があまり見られません。

現在はDJとして「FINGERTIP(指先)」という名前で活動しているようで、インスタグラムに活動の様子が投稿されています。

※彼はユーチューバーではなく、インスタグラムを愛用していたことが後になってわかりました。

動画で世間を騒がせた、ということで番外編として載せておきます。

 

炎上は知名度を上げるが…

炎上商法が利益になることは周知の事実。

しかしネットユーザーの目は肥えたためか、もはやちょっとやそっとでは炎上すらしないご時世になってきました。

あえて世論の逆張りを行くことで注目を集める手法は一時的なものに過ぎません。

一見さんや冷やかしばかりで、大体は長続きしません。

上記のユーチューバー達の行動力は認めますが、逮捕されてしまえばひとたまりもありません。

もはや動画による収益化は相当な

覚悟と

技術と

人脈と

手間暇と

発想と

お金

がないと難しいかもしれません。

炎上系はついつい見ちゃいますけどね






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4 件のコメント

      • 新聞(?)に載せられていたので間違いはないかと。後、ペロペロパーの事なんですが既に解散してその後は当時18才の男子生徒はソロで活動していましたが、ソロ活動はやめて違うYouTuberと活動するみたいで女子高生はソロで活動すると言っていましたが病院で治療などで全く動いていない様子

        • またもコメントありがとうございます。
          女子高生さんもパートナー選びに失敗したのですね。
          若さゆえもあったでしょうから、すこし同情します。

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