スマホゲームは衰退している?ついにパズドラユーザー、全盛期の半分に…

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スマホゲームの王者といえば、『パズドラ(パズル&ドラゴンズ)』

2012年発売から実に6年間、変わらず上位に君臨するゲームです。

ただ、さすがにユ―ザーからも飽きられてきたのか、近年売り上げが低迷。

全盛期の半分のユーザーしかいなくなってしまいました。

しかし、これはパズドラに限ったことではありません。

今やスマホゲーム自体が、超格差となりつつあります。

<スマホゲームの王者『パズドラ』ピンチ>

パズドラの昨年度の売上高が923億円(前期比17.9%減)、営業利益は343億円(同25.4%減)でした。

 

2017年 国内スマホゲーム課金売上ランキング TOP10

1位 モンスターストライク:1041億円 2013年

2位 Fate/Grand Order:896億円 2015年

3位 パズル&ドラゴンズ:473億円 2012年

4位 LINE:ディズニー ツムツム:303億円 2014年

5位 ドラゴンボールZ ドッカンバトル:278億円 2015年

6位 アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ:226億円 2015年

7位 グランブルーファンタジー:209億円 2014年

8位 実況パワフルプロ野球:172億円 2014年

9位 白猫プロジェクト:149億円 2014年

10位 ポケモンGO:143億円 2016年

 

発売から6年たった今も、こうして年間トップ10に入るパズドラには圧巻です。

モンスターストライクもかなりのものですね。

ちなみに僕は『青鬼』シリーズが好きです

パズドラとは?

パズドラとはガンホー・オンライン・エンターテイメント社から配信されている、基本無料のパズルRPGです。

iOS・Android・Kindle Fire用ゲームアプリでプレイが可能です。

 

パズドラの凄さ

ガンホーは当初はPCオンラインゲームを手掛けていたのですが、2012年2月iOSにてパズドラを配信開始。

後9月にアンドロイド版を配信するのですが、その時開始したテレビCMをきっかけに大ヒット。

かつては100億円ほどの売り上げしかなかったガンホーでしたが、パズドラのヒットにより2014年12月には1730億円に達しました。

 

数々の賞を総なめ

・「MCFモバイルプロジェクト・アワード2012」モバイルコンテンツ部門最優秀賞

・「CEDEC AWARDS 2012」ゲームデザイン部門最優秀賞

・「ファミ通アワード2012」6冠

・「2013年上半期ヒット商品ベスト30」2位

・「日本ゲーム大賞2013」年間作品部門特別賞・経済産業大臣賞

・「ベストチーム・オブ・ザ・イヤー2013」を受賞

wiki 参照

 

まさにドル箱

日本のApp Storeのアプリ内課金の売り上げにおいて2012年の年間1位、2012年のGoogle Playにおける売り上げで世界一を誇るなど、まさに金の成る木でした。

パズドラに追随する動画配信者達

ビデオカメラ イラスト

今現在の総ダウンロード数4700万を突破。

2016年の月毎のアクティブユーザー数(MAU)は630万人を誇ります。

この人気にあやかろうと、さまざまな動画配信者達が、パズドラ動画を紹介します。

マックスむらい

パズドラ動画配信者として、最も有名なのが『マックスむらい』氏。

無課金でどこまでできるか?など様々なパズドラの企画動画を配信。チャンネル登録者数は150万人に上るなど、破竹の勢いで駆けあがりました。

自著伝の出版、オリジナルシングルを出すなど、いわばパズドラ長者に。

 

課金している様子の動画の配信が流行に

パズドラは視聴数が稼げることがわかり、様々な動画配信者達がパズドラ動画を公開。

特に顕著だったのがガチャ課金の様子を撮影するもの。

予算を公開し、この予算でどれだけレアなキャラクターが引けるか、というガチャ課金動画は一時期流行しました。

 

ゲームメーカーもスマホゲーに参戦

第二のパズドラを作り出さんと、多くのメーカーがスマホゲームに参戦しました。

PS→PS2→PS3→PS4といったハードの進化は、同時にゲームを作り出す予算を増大させます。

かつてのゲーム業界のように、ある程度の資金でゲームが作れる時代ではありません。

しかし、スマホゲーはローコストで済みます。

加えてスマホシェアとゲームハードのシェアとでは天と地ほどの差があります。

何より(ガチャ)課金要素が凄まじい利益を生みます。

これらの理由により、ゲームメーカーのスマホ参戦が相次ぐようになりました。

 

<厳しいスマホゲーの現実>

スマホゲームはそのコストの安さとガチャ課金の儲けにより、様々なメーカーを魅了してきました。

しかし、これは黎明期における話。

現実は厳しいものでした。

大抵のスマホゲーは埋没する現実

日々たくさんのゲームが生まれますが、そのほとんどは、人気を博さず埋没します。

2015年では半年間に200以上ものサービスが終了。

運営日数が2桁日もいかないもの、ひどいものではわずか一日で終了したものもありました。

 

開発費がかかるように

流行当初は、たしかにローコストで作れると話題になりました。

しかし、近年ではユーザーがスマホゲームに慣れてしまい、相応のスペックが要求されるように。

より派手なアクション、きれいなグラフィック技術が必要となり、制作にお金がかかるようになりました。

この厳しい現実は開発者の分布に顕著に表れています。

2014年のピークを境に、スマホゲームの開発者は年々減少。ついに2017年には2014年の半分にまで下がってしまいました。

一時スマホゲーにかっさらわれていた形のコンシューマーゲームの開発者たち。

スマホゲーの衰退とともに、再び回復傾向にあるといいます。

維持費がかかる

もはや今どきのスマホゲームにはオンラインマルチプレイや、データの共有化などが必須となります。

これらのサーバー維持費はだいたい1月で1000万円程度の維持費がかかるといわれています。

メーカーも即時に撤退できるようにしているため、結果サービス期間が半年持たないものが後を絶ちません。

 

ネームバリューが通用しない?

先ほど述べた半年で終了したゲームのほんの一例です。

エヴァンゲリオン

進撃の巨人

初音ミク

太鼓の達人

ストリートファイター

ロックマン

ボンバーマン

喧嘩番長

北斗の拳

花の慶次

聖闘士星矢

テニスの王子様

宇宙戦艦ヤマト

参照元 ソーシャルゲーム会社別配信リスト

ゲームのみならず、漫画、アニメなどのビッグタイトルが軒を連ねています。

映画化されたものもありますね。なんらかのタイアップも混じっているでしょうか?

誰もが聞いたことがあるようなビッグタイトルですらも無残に散ります。

最近では有名な絵師(エロ)に描いてもらった絵で客引きをしている、などと揶揄されるものまであります。

 

スマホゲームの一極化?

スマホゲームはそのシンプルな操作性のため、ジャンルが偏りがちです。

パズル、はじき、ストラテジー、シューティングゲームとかですかね?

そのシンプルさから新鮮さが薄れ、結果古参のゲームがいつまでも重宝される傾向にあるかもしれません。

位 モンスターストライク:1041億円 2013年

2位 Fate/Grand Order:896億円 2015年

3位 パズル&ドラゴンズ:473億円 2012年

冒頭でもあったランキングですが、2位と3位の差が凄まじいです。やはりもてはやされるゲームの一極集中化が見えてきます。

 

パズドラの失敗

ダルマ落とし イラスト

パズドラが低迷した理由の一つに、ゲームバランスの過剰なインフラが原因と言われています。

物語を進めるつれ段々と単位度が上がり、最終的には課金アイテムなどが無いと攻略できなくなる仕様に、ユーザーがついてこれなくなったとか。

課金要素を強くしすぎる

→それに合わせて難易度を上げる

→それに合わせて課金要素を強くしすぎる

→それに合わせて…(以下ループ)

 

ガンホー社長「新たな施策が必要」

パズドラの低迷について、ガンホー社長の森下一喜社長は決算説明会の場で、

「配信から6年も経過しているので、飽きている人がいないとは考えていない。新規ユーザーの獲得も含め、新たな施策を打つ必要がある」と語りました。

 

パズドラへの飽きが配信者を直撃

パズドラ人気にあやかったマックスむらい氏。

年々落ちるパズドラ人気とともに、自身のパズドラ動画の人気も失墜。

パズドラ動画では、多いもので300万再生をこえるものもあったのですが、最近ではよくても50万再生に届くかどうか。

それでも十分すごいと思います

ヒカル動画 マックス村井はオワコン?

その他の配信者達のパズドラ動画も、一時期に比べ動画数、再生数共にかなり減りました。

 

それでも美味しい?スマホゲームの世界

ショートケーキ イラスト

たしかにネガティブな部分もありますが、傾向を見る限り、一度当たれば、数年間にわたりお金を生みます。

コラボ、有名絵師の採用などで課金要素が上がります。

2016年でスマホの普及率は71.8%であることを考えても、やはり美味しい市場といえるのかもしれません。

 

今後はどうなる?

いまではゲーム内に広告を貼ることで、過度な課金を抑えるようなゲームも多数あります。

一極化は続けど、スマホゲームが本格的に廃れることはないでしょう。

しかし、やっぱりどれもこれも似ている感が否めず、フルボイスで高画質であったり、詰め込めば詰め込むだけ容量が重くなり、結果ロードに時間がかかってテンポが悪くつまらなくなる。

手軽にできるのが旨味のスマホゲーには、どんどん苦境になっていくでしょう。

家庭用ハード機の成長とともに、ゲーム会社が潰れまくったのと同様、制作会社の一極化は避けられないかもしれません。







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