まったく懲りる様子のない相撲協会、またも傷害事件を隠蔽してた

相撲協会 リンチ イラスト






またも相撲協会がやらかしました。

日馬富士の貴ノ岩への傷害事件が世間を賑わせたのですが、今また新たな傷害事件が浮かび上がってきました。

暴行を受けたのは春日野部屋に所属していた力士が兄弟子から酷い暴行をうけ、味覚障害の後遺症を残しているというのです。

新たに浮かび上がった傷害事件

この事件は2014年9月5日の夜に起きました。

被害を受けた力士は矢作嵐さん。

うっぴー
本人は「相撲界の暴力の実態を知ってほしい」と、実名を公表しています

当時入門してから7ヵ月ほどしかたっていない新入り力士で、暴行を加えたのは歳が一つ上の力士でした。

加害者の元力士(既に引退済み)が夜の10時30分から11時の間に、「掃除について話がある」「下っ端力士を集めるように」と指示。

しかし矢作さんは、先輩力士をマッサージ中の若手にも招集をかけてしまいました。

これに腹を立てた元力士は被害者のアゴをグーパンを見舞ったとのこと。

さらに左右の顔面を3発殴打し、5発の膝蹴りを腹に加えました。

 

顎の部屋を骨折

この攻撃により、矢作さんは一目で骨折と分かるほどアゴが腫れあがりました。

暴行を受けた2日後タクシーにのり部屋を逃亡。これにより春日野親方は事件を知ったといいます。

しかし、家に逃げ帰っても、春日野部屋から「部屋に戻ってきてほしい」と催促の電話があったと言います。

うっぴー
矢作さんは「力士を辞めたい」と伝えたそうですが、聞き入れてもらえなかったようです

整体に行け?

部屋に戻った矢作さんに対して親方と兄弟子は整体師に見てもらうよう指示。

その際、折れているアゴにまたもガツンと一発『お見舞い』されました。

これにより、より一層痛みが増したことを振り返っています。

うっぴー
わけわかめ

大学病院速攻で「入院ね」

ラチがあかなくなった矢作さんは自身の脚で大学病院へ。

診察のために、口を大きくあけただけで、医師から入院を言い渡されました。

うっぴー
どんだけ腫れ上がってたんでしょうね…

味覚障害の後遺症が

事件から3年余りたった今でも奥歯に痛みがあり、ちょっと歯を動かすだけで、その振動で痛むそうです。

また味覚障害の後遺症があり、診断書もでていることを告白。

殴打以降、口の中全域で味がしなくなり、食べ物の味がわからなくなりました。

完治する見込みもなく、死ぬまでこの状態が続くそうです。

 

矢作さん親方と元力士を提訴

矢作さんは暴行を加えた元力士と、監督責任者の春日野親方の両名に3000万円の損害賠償を求めて017年3月22日東京地裁に提訴しました。

元力士は2016年6月に懲役3年、執行猶予4年の有罪判決が確定しています。

 

春日野親方とはどんな人?

春日野親方は2016年3月に理事に就任しました。

広報部長の要職に就いており、元日馬富士の暴行問題など、さまざまな不祥事では、協会執行部の中心として当事者の調査や情報収集を担いました。

 

過去にも暴行事件

この件とは別に2011年に、春日野親方自身が、ゴルフクラブで弟子を殴打したことが判明しています。

うっぴー
ファーッ!?

親方も「やり過ぎた」と暴行を認めているのですが、暴行を受けた弟子は被害届を提出せず。

事件化されることはありませんでした。

うっぴー
闇を疑いますね…

報告義務はなかった?

事件についてきかれた春日野親方と記者やりとりです。

記者「事件を公表していない理由は?」

春日野「(加害者の兄弟子は)もう辞めてますから」

記者「判決は辞めた後だったので、公表する必要はないと考えたのか?」

春日野「(兄弟子は力士を辞めたのに)それも(公表)しなければいけないのか」

記者「事件後、辞めるまで時間があった。その間に公表するべきだったのでは」

春日野「何が言いたいのか」

記者「弟子に対する監督不足ではないか」

春日野「事件は夜中のことだった。(当事者2人の)どちらが悪いのか調べたのか」

記者「被害者の弟弟子に悪いところがあったという認識か」

春日野「違う。(兄弟子は)刑事罰を受けている」

記者「親方は弟弟子への謝罪はしたのか」

春日野「何か言ったらまた書くでしょう。何も言えない」

 

相撲協会「問題ない」

相撲協会は「春日野より報告されており、理事および親方として対応に問題はなかった」と言っています。

うっぴー
『いつ報告があったのか』については触れられていません

春日野親方「隠蔽の事実ない」

事件があった時の相撲協会理事長は故、北の湖理事長であり、当人にも説明したという春日野親方。

謝罪も済ませ、加害者の元力士は書類送検とともに引退しています。

有罪判決がでたのは2016年6月と時間がたっていたこともあり、公表する必要はなかったと釈明しています。

 

理事選出馬へ

2月に行われる相撲協会理事選への出馬を表明しています。

相撲協会の矛盾

今回の話はちょっと昔の話で、事件当初、協会理事長の北の湖氏はすでに亡くなっています。

現在理事長を務める八角氏に、全ての責任を追及するのは難しいでしょう。

しかし、2015年11月20日に八角氏は理事長の座に就任していました。元力士の有罪が決まった時には16年6月。

公表することはできたはずです。

といっても春日野親方が理事に就任したのは16年の3月。たった3ヵ月で理事辞任となる可能性が高かったでしょう。

高待遇な上級組織の、身内へのあまあま体質は相撲協会というより、日本全体の問題なのかもしれません。

日馬富士に忖度発動?

忖度 イラスト

詳しい経緯はまだわかりませんが、加害者の元力士には執行猶予付きの実刑判決が下っています。

初犯であるならば、結構重めの判決です。そうとう怪我の具合が酷かったのでしょう。

うっぴー
アゴの骨を骨折してますからね…
うっぴー
……

たしか日馬富士の傷害事件は略式起訴で50万円の罰金刑ですみましたよね?

しかも、警察から貴ノ岩への暴行も相当なもので、書類送検時には警察から起訴を求める「厳重処分」の意見も付けられました。

同情するのもおかしな話かもしれませんが、扱いの違いが凄まじいですね。

加害者側といえど、横綱と新入り力士とでは、これほどの待遇差があるものなのでしょうか。

うっぴー
忖度だよ、忖度…

総括・感想

相撲協会は公益財団法人でありながら、職業的興行を許された唯一の法人です。

ほぼ無税に加え、年2000万円弱の補助金も受けています。

しかも、理事長の年収は基本給、もろもろの手当てで3000万円は下らず、その退職金は1億円を軽く超えます。

そもそも天覧相撲や奉納相撲が非課税であったり、補助金が出るというならわかるのですが、本場所やらまで非課税となるのは納得できませんよね…

うっぴー

相撲協会の給料についてはこちらをどうぞ→気になる相撲協会理事会のお給料は?







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