NHK・総務省「12月から4k/8k実用放送するけど、負担分は視聴者持ちな?」

獅子身中の虫 イラスト






NHKは2016年8月から4k/8kのBS番組放送を試験的に進めていました。

今年12月よりこれらの実用放送が始まります。、

それまでに各メーカーは対応チューナーの開発を進めなければなりませんが、これには大きな落とし穴がありました。

どうやら全ての受信機に『新CAS』チップを内蔵しようと画策しているようなのです。

4k/8k放送のメリットは?

GOOD イラスト

4k(3840×2160) および 8k(7680×4320)画面解像度の事を指します。

現在、これらに対応しているものは放送衛星(BS)と110度CSを使った放送です。

よりクリアで高品質な映像を楽しめます。

『CAS』って何?

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CAS(Conditional Access System)とは契約状況に応じて放送視聴の可否、コンテンツを保護する暗号(スクランブル)化機能を制御する仕組みで、有料放送の契約者識別に使用します。

B-CASカード

デジタル放送はスクランブル化された放送波をチューナーで受信し、チューナーではB-CASカードによりスクランブルを解除した後、出力時に再度DTCPやCPRMといった暗号化を施すという仕組みとなっています。

うっぴー
コピーガード機能ですね

破られたスクランブル

スクランブル化の解除に必要となるB-CASカードは、こうした仕組みを守っていると認定された機器にのみ発行されるのですが、海外メーカーからこうした仕組みを無視した機器が登場。

他の機器用に発行されたB-CASカードを流用することでスクランブルを解除し、PCには暗号化されない状態で出力するという方法を用いていることができるようになりました。

 

新たなCASシステム『ACAS』

抗議 ファランクス イラスト

A(Advanced)CASとは次世代のCASシステムで、コンテンツをより高度な暗号化により保護、著作者の利益を守るための機能です。

12月から始まる4k/8k放送を視聴するのであれば、このACASが必要となります。

BS・CS視聴にはテレビの買い替えが必要に?

新CAS協議会(+総務省?)はこのACASチップを外付けのカードではなく、受信機(テレビ)のチューナー搭載機器に内蔵することで話が進められています。

総務省のHPによれば、「2017年6月現在、発売されている4Kテレビや4K対応テレビには、この新しい放送の受信機能は搭載されていませんので、それらテレビだけで視聴することはできません」とあります。

うっぴー
対応チューナ―の詳細には触れられていません

つまり、今までのテレビでは4k/8k放送は見られなくなるなります。

 

ACAS搭載は視聴者負担に?

B-CASカードは1枚当たり300円のコストがかかりますが、このコストのうち210円は放送事業者が、残り90円は受信機メーカーが負担してきました。

しかし、このACASチップは中間業者である半導体商社がチップを各メーカーにACASチップを販売したうえで、チューナー部に直接搭載することが求められるといいます。

つまり、受信機の販売価格に、このACASのコスト分上乗せされることとなります。

 

もし故障したら?

消費者はB-CASカードが故障したのであれば2050円を負担ですみますが、ACASが内蔵された場合、チューナーやテレビそのものの修理費用がかかります。

つまりB-CASが故障すればB-CAS社が対応してくれますが、ACASの場合はその受信機の所持者が負担することとなり、ACASのチップにおける何らかの受信機(テレビやチューナー)の故障については受信機を製造したメーカーの対応となります。

うっぴー
ややこしい…

販売メーカー、すでに決定済み?

新CAS協議会は2017年4月24日から5月12日までの間に新CASモジュールの流通・運用に係る販売会社の登録を済ませています。

また、同年5月23日より 新CASチップの流通・運用に係る受信機製造メーカーの公募をしています。

うっぴー
既成事実化、既定路線はいつものこと

これらの背景にNHKの画策が…

新CAS協議会とは?

2015年10月1日に、NHK、スカパーJSAT、スター・チャンネル、WOWOWの4社によって設立された一般社団法人です。

代表理事にはNHKの総務理事の坂本忠宣氏が就任しています。

うっぴー
運営委員長、事務局長もNHKの職員です

彼らの真の狙いは受信料催促?

NHKの総務理事が代表を務める以上、何らかの利益がNHKにもあるはずです。

というのも、このCASには『受信料催促』を促すメッセージが表記される仕組みが組み込まれます。

BS/CS受信機を設置した放送で表示されます。

この機能についてNHKのBS放送のサイトでは、

BSデジタル放送 設置確認メッセージとは?

BSデジタル受信機で受信を開始して、30日経つとNHKのBSデジタル放送に設置確認メッセージが表示されます。

設置確認メッセージは、受信料を公平にご負担いただくため、すでに衛星契約済みの方も含めBS受信機設置のご登録をお願いするものです。

 

BSデジタル放送 メッセージを消去するには?

メッセージ消去お申込み画面にて、お名前、ご住所、B-CAS(ビーキャス)カード番号などをご登録いただければ、設置確認メッセージは表示されなくなります。

※詳しくはNHKのHPへ

このシステムを全受信機に埋め込もうとしているのでしょう。

 

内蔵チップについて総務省の意見は?

この度のACASチップの内蔵について反対意見もある中、総務省は「十分議論は出尽くした」といって聞く耳を持ちません。

 

新CAS協議会は法律違反!?

放送法20条の15には…

協会は基幹放送の受信用機器又はその部品を認定し、基幹放送の受信用機器の修理業者を指定し、その他いかなる名目であつても、無線用機器の製造業者、販売業者及び修理業者の行う業務を規律し、又はこれに干渉するような行為をしてはならない

とあります。

うっぴー
思いっきり干渉しとるやんけ

著作権利者「スクランブルの解除化を」

解約 イラスト

かつてデジタル放送のスクランブルについては、権利者の側からも疑問の声が挙がっていました。

実演家著作隣接権センターの椎名和夫氏は「コピーワンスの時と同様に、スクランブルの導入についても我々は一切関与していない」と説明。

日本音楽事業者協会の堀義貴氏も、「権利者がスクランブルで権利保護をしてくださいとお願いしたことは1回もない」と述べ、

「問題なのは機器よりも出回っているコピー商品の方であり、こうしたコピーを売ったり頒布したりする行為への対策を強化していくことが重要だ」と訴えました。

 

ネット上の意見

ネット上の意見 イラスト

・嫌なら買うなですね、分かります

・TVも近い将来はオワコンじゃねーの

・これが「公共放送」?

・悪知恵だけは働く

・こんな有様じゃテレビを手放す連中が増える一方だね…。

 

総括・感想

今後進められるであろう、ACASチップ内蔵のテレビについてですが、世界中でもこんな機能を付けるのは日本くらいだそうです。

世界中ではサービスを向上させ、いかにして覇権を取るかに躍起になる中、日本では何とかして、その利権を守ろうと必死のように感じます。

うっぴー
『若者のテレビ離れ』がますます加速しますね

おまけ

昨年12月には7680×4320画素の8kテレビも登場しましたが、そのお値段なんと100万円以上。

BS/CSチューナー内蔵ですが、今年12月以降はこれも見れなくなります。

うっぴー
金ドブ過ぎる…






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