ビワの種は食べちゃダメ!?農水省が注意喚起 海外では死亡例も!

ビワ






ビワ…バラ科の植物です。甘くてすごく美味しいですよね。

ついついパクパク食べちゃいますが、種がでかい!しかも桃と違って果肉が少ない!(´・ω・`)少々残念な果実でもあります。

皆さんはビワの種、どうしてます?捨てませんか?

僕は捨てていました。

しかし、とあるネット界隈ではこの種を粉末、もしくは砕くなり、おろすなりして調理していたそうです。

僕は初耳だったのですが、「健康にいい」とか「制ガン性がある」などの効能があるらしく、巷では知られていたとか。

しかし、どうもそれはデマだった可能性があるようです

 

ビワの種は有害!?

 

貧乏 貧困 イラスト 

12月8日、農水省は「ビワの種子の粉末を食べないようにしましょう」と注意喚起する文書を公表しました。

ビワなどの種子や未熟な果実には、天然の有害物質が含まれています。本年度、ビワの種子を粉末にした食品から、天然の有害物質が高い濃度で検出され、製品が回収される事案が複数ありました。

ビワの種子が健康に良いという噂を信用して、有害物質を高濃度に含む食品を多量に摂取すると、健康を害する場合があります。
一方、熟した果肉は、安全に食べることができます。

ビワ、アンズ、ウメ、モモ、スモモ、オウトウ(サクランボ)などのバラ科植物の種子や未熟な果実の部分には、アミグダリンやプルナシンという青酸を含む天然の有害物質(総称して、「シアン化合物」と言います。)が多く含まれています。一方で、熟した果肉に含まれるシアン化合物はごくわずかです。

<中略>

インターネットや書籍の情報では、シアン化合物の一種であるアミグダリンを「ビタミンの一種」、「ビタミンB17」と称したり、「がんに効果がある」とうたったりして、アミグダリンが健康に良い成分としているものがあります。しかし、アミグダリンをビタミンとする説は現在では明確に否定されている他、アミグダリンの有効性に関する情報については科学的に十分な根拠はありません。むしろ、アミグダリンから体内で青酸ができる可能性があるため、健康への悪影響が懸念されています。実際に、海外では、アミグダリンを含む生のアンズの種子を体に良いとして大量に食べたことによる健康被害死亡例が複数報告されています。

引用元 農林水産省HP

うっぴー
実際死者が出ているんですね…

ビワの種を使ったレシピは軒並み削除

 

農林水産省が警告するのは種子を乾燥させ粉末状にしたものや、杏仁豆腐、煮物などです。

今回の農水省の発表を受けて、「クックパッド」では一部のレシピを削除。「楽天レシピ」はこれらのレシピの記事を削除したとWebサイトで告知。

 

試しに「ビワの種 レシピ」で検索

クックパッドのサイトが最上位に出ました。

サイトの中身を見てみると、ビワの種を使ったジャム、タネ酢、はちみつ漬け、種酒の計8種のレシピが記載されています。

記事欄最上位には「びわの種子についての注意点」と注意書きが書かれています。

楽天レシピにおいては、ビワの種の「はちみつ漬け」のレシピのみが残っていますね。

 

「ビワの種 料理 ブログ」で検索

すると…

やはり、まだ今回の発表が浸透してないためか、ビワの種をすりおろした杏仁豆腐、粉末レシピなどが残っています。

あるサイトではビワの種が健康にいい、制ガン性があると記事で取り扱っていました。

また、Amazonでは一部の粉末を使った商品もあり、レビューが少々荒れています。

 

本当に食べられない?

 

長崎雑煮の入来屋(irikiya) 

こちらで扱っている商品に『びわの種の甘露煮』という商品をはじめ、ビワの種や葉を使った商品があります。

うっぴー
美味しそう(´・ω・`)

今回の農水省の発表を受け、HPにて商品の説明がされました。

弊社販売のびわの種関連商品につきまして

農林水産省よりびわの種の粉末を摂取しない様にとの注意喚起がございました。弊社にもびわの種関連の商品がございますので説明をさせて頂きます。

長崎産びわのたね甘露煮:8時間以上ゆでこぼしを行いながら煮ており、アミグダリン、シアン共に検出されておりません。

長崎産びわの種の粉末:農林水産省、長崎県保険所の定める基準値をクリアしており、販売、摂取できます。

長崎産びわの葉と種のお茶:農林水産省、長崎県保険所の定める基準値をクリアしており、販売、摂取できます。

長崎産びわの種(冷凍):加熱、加工しておりませんのでアミグダリンが含まれます。焼酎漬けにすることでシアンが減少すると言われておりますが農林水産省における治験はありません。

 

特にびわの種甘露煮は農林水産省主催のフードアクションニッポンアワードで入賞しており、体に有害とされるものは排除され、ポリフェノール、抗酸化活性も認められております。

びわは本当に美味しい果物です。昔よりびわは捨てるところがないと言われてきた様に、長崎では原爆が落ちた時に、体から悪いものを出すためにびわの葉を煎じて飲みましょう!と言っていた事、今も葉をお灸として使っている事、種は焼酎漬けにして骨折や痛みのある時、火傷や虫刺されなどに塗布すると、とても良く効くと言われていること。この様な昔からの知恵を、自然から頂く恩恵までも否定されない様にと願っています。

URL→http://irikiya.com/wp/?p=612

 

これを見れば、可食するためにはかなりの手間がかかることがわかります。

また、ポリフェノールなどが含まれており、効能の高さが伺えます。

健康にいいというのは真実のようですね。

 

今回のような事態を避けるためには?

 

今回のケースは、

①効能がある

②古来から薬として重宝されていた

③美味しい

④もったいない

という話が、実用化に至るまでの手間、もしくは扱い方を無視して、ネットで広まったと推測できます。

かつて、あるTV番組で「納豆ダイエット」が取りざたされましたが、後にそれがねつ造と判明。10年以上続いたご長寿番組だったのですが打ち切りとなりました。

食品、健康関連の影響力は良くも悪くも非常に大きいものです。

個人的な意見になりますが、このような事態を避ける一番の方法は…

あまり奇をてらわないに尽きると思います。

良い子の諸君

本来、ビワなどの種子はそこらへんでも簡単に手に入るものです。しかし、今まで食用に使われていたという話はあまり聞きません。それがなぜ今になって出回ったのか?というのはネットなどのメディアによる流出に他なりません。

さらに制ガン性という尾ひれまで付きました。

結果論かもしれませんが、今回の話は整合性があるようでなかったのでしょう。

しかし、幸いなことにいまだ国内での健康被害は出ていないとのこと。

とりあえず実害がなかったことがせめてもの救いでした。

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