アマゾン、プライムビデオ「ドキュメンタル」は賭博?法律上の問題とは







ダウンタウンの松本人志さんプロデュース。12/1シーズン4が公開されました。

めちゃくちゃ面白いです。今まで見られなかった芸人たちの一面も見られ、お笑いのプロが、そのほかのプロ達を笑わせるためあの手この手の心理戦を仕掛けます。

見てない方は是非見ましょう!(かなり強烈な下ネタも多いのでご了承を)

…と、しかし…この番組にはシーズン1公開当初から囁かれていたことがありました。

この番組が「違法」なのではないか、ということです。

ドキュメンタルのルール

what? イラスト

「笑ってはいけない」というルールを設けた一室に、10名のお笑い芸人を集め笑わせ合います。制限時間は6時間でトイレ、シャワーをはじめ食料品、小道具など完備。ネタのための自前の小道具、仕込みの持ち込みも可能です。

審判は松本さんが一手に行い、数十台のカメラが逐一芸人達の表情を捉えています。

 

笑ってしまうとカードによる減点

笑った度合いに応じてイエロー、オレンジ、レッドのカードが出されます。

イエロー、オレンジの累積によりレッドカードとなり(一発レッドも有り)、レッドカードをもらった芸人はその場で失格。退場となります。

笑わせた芸人には逆にポイントが入り(シーズン2以降のルール)、6時間経過後、勝者が複数いた場合、このポイント差によって優勝者が決まります。

 

シーズン3から新ルール『ゾンビタイム』が追加

失格者はそのまま帰宅。以降カメラに映ることはありませんでしたが、シーズン3以降は敗者救済のため「ゾンビタイム」が投入されました。

失格者たちはゾンビとなり、フィールドに残った芸人たちを様々なネタで笑わせにかかります。

しかし9人脱落し、1人が残っても、6時間経つまで優勝はきまりません。

残り時間の間9名の脱落者によるゾンビタイムを生き残る必要があります。

voice icon=”http://woodpeace.site/wp-content/uploads/2017/12/1514696150TcP7bwt5ymnckec1514696129.gif” name=”うっぴー” type=”l”]ゾンビたちは別室にて打ち合わせすることが可能で、徒党を組んで笑わせにかかります[/voice]

法律に抵触する?

ヤクザ 入れ墨 イラスト

企画、番組ともとても面白いのですが、この企画の最大の特徴は参加費が必要であるということです。

芸人各自が自前で100万円用意せねばならず、最後まで残った一人、優勝者に1000万円が支払われます。敗者には一銭も返ってきません。

芸人10名が100万づつ出し合い、優勝者が1000万円。つまり勝者総取りです。これが賭博法に抵触するのではないか?ということです。

賭博法と刑法

賭博とは

金銭や品物などを賭けて勝負を争う遊戯のことである。 金銭や品物などの財物を賭けて、(偶然性の要素が含まれる)勝負を行い、その勝負の結果によって、負けた方は賭けた財物を失い、勝った方は(なんらかの取り決めに基づいて)財物を得る、と言う仕組みの遊戯(ゲーム)の総称である(wikiより)

刑法によっても処罰されます。

刑法第185条(賭博)

賭博をした者は、50万円以下の罰金又は科料に処する。ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りでない。

 

ドキュメンタルは参加者が持ち合い(100万円を賭けて)、賞金1000万円を狙います。

先ほどのルールの説明にあった「ゾンビタイム」は敗者救済ルールで、6時間以内に勝者0でノーコンテストとした場合、参加費100万円が返ってくるという仕様です。

お互いを笑わせ合うということは確かに運の要素も強く、ギャンブル性が高いと言えます。賭博の概念に照らし合わせれば、このドキュメンタルの違法性は排除できません。

 

アマゾンの回答

アマゾンはこの指摘を受け回答。

①賞金1000万円は番組が用意したものである。

②参加費は番組の制作費に充足される。

と説明。法に抵触しないという考えを示しました。

うっぴー
要約しましたが、大体こんな感じです

例えば参加費10000円で勝者のみに30000円支払われるとします。賭博法 説明

敗者は掛け金10000円を払い、勝者は30000円の払い戻しを受けたこととなります。これが賭博です。

 

ではアマゾンの例で考えると…

賭博法 説明

参加者が運営に10000円を払うことで企画が実行できます。これは運営費用に過ぎず、勝敗に関わりません。

スポンサーなどが別に用意した賞金30000円は参加者にとってメリットしかなく、損失が発生しません。

つまり賭博になり得ない、ということとなります。

うっぴー
ややこしいですよね…

これを証明するため、ドキュメンタルの番組内でも参加者から徴収した100万×10の1000万円分相当の札束とは別に、銀行による正式の帯付き1000万円束が披露されます。

さらに松本さん自身がスポンサーとして自腹で100万円を出資。ドキュメンタル勝者は1100万円を獲得できます。

参加者が参加費を払い、スポンサーが賞金を出資するというのはゴルフの大会などでも多く見られます。ドキュメンタルはその類という解釈でいいでしょう。

うっぴー
お笑いもスポーツ、松本さんはドキュメンタルでの一部の芸人の行動を「芸術」とさえ言っています(笑)

総括

僕もこの番組を見た時、「賭博じゃないの?」と思いこの記事を書きました。

まあアマゾンほどの大企業ですからこの辺のことに抜かりはありませんよね。

これからも楽しくみさせてもらいます。

うっぴー
個人的にナイナイの矢部さんとか、エガちゃんとかに出てほしいですね






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