神戸市のメリケンパークで世界一のクリスマスツリー誕生!しかしその裏で・・・※12月2日追記、修正

クリスマスツリー イラスト






新たな神戸のシンボルを作ろう!

兵庫県と言えば、阪神大震災が有名でしょう。その復興のシンボルとしてその年神戸ルミナリエが開催されました。

1995年から続くこの復興の祭典は今でも続いています。

その神戸市で、ルミナリエに続く神戸のシンボルとして世界一のクリスマスツリーを仕立てよう話が挙がりました。

兵庫県民の私にとっては、地元が活気づくことは大変めでたい事です^^

しかし、それに使われるツリーというのが樹齢150年にも及ぶ歴史的な木だそうで、わざわざ自生している山中からクレーンで土を掘り込返し、引っこ抜いて持ってきたそうです。

しかもこの木、シンボル化してこれからも大事に扱われるかと思ったら、後にバラバラに解体されるとのことで、解体されたのちは一つ3800円でアクセサリーとして販売の予定とか。

※アクセサリーの販売は中止となりました。あすなろの一部は生田神社(神戸市中央区)の境内にある社の鳥居として奉納することが決まりました。

 

あすなろメモリアルバングル「継ぐ実」

「復興と再生のシンボル」がテーマ。お値段3800円。

 

これにネット上では批判が噴出。

「エゴイスト」

「結局切るのかよ」

「木がかわいそう」

など・・・

12/2オープニングセレモニーなのですが、すでに雲行きが怪しくなってきました。

 

樹齢150年の木

今回騒動になっている木はヒノキ科アスナロ属の常緑針葉樹で、日本の固有種。

その大きさは高さ30m超、直径約1m、重さ約24t。この高さはロックフェラーセンター前の過去最大級のクリスマスツリーを超える大きさで、生木ではギネス記録を超える大きさです。

今回の木を発見したのは希少植物を探すというプラントハンターの西畠清順さん(36)で、彼が代表を務める会社と通販の大手会社「フェリシモ」、そして神戸市が提供しているイベントです。

神戸から1100km離れた富山県の山中から運んできたのですが、道中で台風や高波の影響にあい、幹に亀裂が入っているとか・・・

 

批判殺到

今回のイベントについて西畠さんは囲み取材を受けました。その中で

「このひときわ大きなあすなろを見た瞬間に「これだ!」と思って、こんな山奥でひっそり生きてる落ちこぼれの地味な木を、一瞬だけでも輝かせ、他の場所に置いてあげたい、それをやるのが自分でありたい! 」
「実はね、プラントハンターとして植物の声が聞こえるんです!これは誇りですよ!あすなろが訴えかけてる! 」

と発言。これがネットを駆け巡りました。

その他の囲み取材での発言 http://www.1101.com/pl/171114christmas/statuses/288823

 

 

クリスマスツリー予定のあすなろ

この巻かれた縄が地域住民から愛されているものではないかと、批判を受けました。

しかし、縄が巻かれてますがこれは御神木といった意味ではなく、彼が安全性を考慮して巻いたものだそうです。※また、この木は所有者から100万円で購入したものです※12/2追記

 

木は大丈夫?

彼ら曰く商業目的ではないということですが、このツリーが飾られるのは神戸メリケンパーク。

潮風をもろに受ける立地です。

来月2日のオープニングセレモニーに向けて、設営作業が進む「世界一クリスマスツリー」=22日午後、神戸市中央区波止場町(撮影・風斗雅博)

前述したとおり、幹にはすでに亀裂が入っており、今回のお役目を終えたあすなろが無事元の場所に、元の状態で戻ることは至難と言えるでしょう。

 

世界一のクリスマスツリーの催しとその後

このツリーは電飾でデコレーションされるのではなく、風の力で輝くメッセージ型の丸い反射板オーナメントで、1枚500円で購入し、夢や希望を描き込むことで、来場者も参加できます。なお、閲覧イベントは無料です。

12月2日オープニングセレモニーが開催され、26日までツリーは飾られる予定です。

イベント終了後のツリーをどうするかについて、主催者側は未定としていますが、設置場所の賃貸契約は神戸市と結んでおり、終了後撤去することは決定しています。

ちなみにフェリシモのあすなろメモリアルバンク「継ぐ実」の紹介ページでは、「その役割を終えた」と表記されています。※紹介ページは削除されています。

元の場所に搬送するにしても莫大な費用がかさむでしょう。このあすなろの運命はもう決まっているようなものです。

 

これから開かれる催しに言うのも野暮ですが、掲げたテーマと手段に一貫性があるようには到底思えません。

このために何十年も育てた木であった、今後もシンボル化するなどの事でないと共感できないでしょう。

樹齢150年の木、そして信用など数億円かかった割に失う物が大きく、色々ともったいない計画だったような気がします。







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