熱性けいれんの恐怖!19日、2歳になる甥っ子の心臓が停止しました。







心臓が停止した甥っ子

 

私には1つ違いの妹と、5つ違いの弟がいます。その甥っ子は妹の長男なのですが、その子が死にかけました。

19日の夕方頃、私のスマホが鳴りました。母からだったのですが、その電話を取ると、2歳になる甥っ子が突然痙攣を起こし、意識を失ったそうです。

私に連絡がきたときには、すでに病院の治療を受けていた段階だったのですが、かなりの騒ぎになったらしく、妹の自宅には救急車と、医師とその場での治療が可能なドクターカーが駆けつけました。

 

幼児にする応急処置 

医者 男性 イラスト

息子の異常を察した妹は119番通報し、医療機関に助けを求めました。その時、2歳の甥っ子はすでに意識を失い、心肺停止の状態。その時彼女が電話口で受けた処置は「心臓マッサージ」でした。

心臓マッサージ実際の人間にしたことのない妹でしたが、「乳首辺りを押せ※」という指示を受け、マッサージを施したそうです。

※正確な処置は「乳首を結ぶ線より指(横)1本分だけ下側」を片手で押す、です。気が動転していたのでしょう。

救急車の到着時間は通報を受けてから現場まで全国平均8.6分ほどで駆けつけるそうです。その間、妹は処置を施し続けました。

 

甥っ子ピンチ!

彼女の住まいは3階建てのアパートですが、現場には救急車とドクターカーが到着し、ものものしい雰囲気となりました。

甥っ子はドクターカーに運ばれたのですが、医師が治療しようとした時・・・

 

「うわあーん」

と甥っ子は泣き出しました。医師の到着とほぼ同時に息を吹き返したのです。

心肺停止2分内に心肺蘇生を行うと生存率は約90%、3分内だと約50%で回復します。

一方何もしない場合は1分ごとに生存率が下がり、3分後には約20%、15分後にほぼ0%。とくに子供は心肺蘇生後の回復率が高いとか。

未熟なれど、心臓マッサージは大きな成果となりました。

 

熱性けいれん

医者 女性 イラスト

その後、彼はそのまま病院へと運ばれましたが、原因は「高熱による痙攣からくる心肺停止」だそうです。

これは俗に「熱性けいれん」と呼ばれる症状です。

熱性けいれん、または「ひきつけ」とも呼ばれます。生後6ヶ月~5歳の乳幼児期に発症することが多いとされており、発症率は7~11%ほどと言われています(詳しくは https://h-navi.jp/column/article/35026111)。

甥っ子の年も2歳と1カ月程で、この時期は寒いです。加えて関西では19日の最高温度が12℃と特に冷え込みました。

その寒さにやられてしまったようです。

 

その後

医師の話によれば幼年期の子供の場合、心肺停止から蘇生まで15分くらいまでなら大丈夫だそうです。

病院には妹の夫も駆けつけましたが、甥っ子は2時間ほどの検査と治療で終わり、その日のうちに家族一緒に自宅へと帰りました。

とりあえず甥っ子が無事に済んでよかったです。

私が一報を受けた時、すでに病院での治療中だったのですが、「もう大丈夫でしょ?」的なニュアンスでした。今になって思えば冷静(冷酷)なものだったかもしれません。

ボケ ボー イラスト

 

しっかりしなさい!

後に心肺停止などの事情を聞いて、認識が甘かったと猛省しております。

この時期、体調を崩しがちです。特に風邪やインフルエンザには要注意でしょう。今回の件は幼年期の子供ですが、大人でも体調を悪くすれば、何かしらの問題が起きてしまいます。

無病息災でこの冬乗り切りましょう。

 

もしこのようなことが起きてしまったら

痙攣(ひきつけ)を起こした場合の対処

(1)安静にする=そっとしておく。あわてない。(口の中に物を入れない、体を揺すらないetc)

(2)時計を見て、何分ぐらい痙攣を起こしているか、ある程度把握しておく。

(3)吐きそうな時、吐いた時は、吐物が気管に詰まらないように、顔を横に向ける。

(4)冷やす、体温を測る。

(5)表情(目の位置、口の形etc)、手足の動きを覚えておいてください。

(6)痙攣が5分を超えたら、または一度止まったものが、また始まるようなら救急車を呼んで病院で治療を受けましょう。

(7)解熱剤の使用は、ひきつけ止めの薬の効果を半減させるので、ひきつけが治まってから、30分以上経ってから使用して下さい。

詳しくは http://www.clinic-ai.jp/netukeir.htm

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。