就活フィルターの実態、何をもって新卒者は選考されるのか?

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企業と学生との価値観の違い

軌跡 振り返る イラスト

どれだけ情熱があろうと、どれだけ容量がよかろうと、とどのつまり、選考者が志願者をふるい分けます。

昔から言われていたことですが、企業が新卒採用の選考の際、なんらかの「フィルター」を設けていることが、11月1日「アイデム 人と仕事研究所」の調査により発表されました。

 

フィルター

企業は学生を専攻する際、希望者をフィルターに通します。その振るい分けは以下のようなジャンルに分けられます。

就活 フィルター グラフ

学部・専攻      43.8%

学歴・学校名     37.6%

性別         21.9%

体育会系/非体育会系   21.6%

所属ゼミ       18.3%

容姿         15.4%

その他         7.0%

複数回答可で、平均解答個数は1.7個ありました。つまり766ある企業のうち、46.5%の企業がフィルターを設け、新卒者を上記の内容でふるい分けしているようです。

 

学部・専攻

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新卒者にどれだけの能力があるかを見極めるものです。それは理系か文系かを見極めるものともいえるでしょう。

うっぴー
文系のほうが採用枠が多く、理系は枠が少ないそうです

理系は必然的に能力で判断されがちなため、企業が求める能力を保持してるかどうかは書面だけでは判断できないものです。そのため学歴、学校名が相まって新卒者を選定されるのです。

 

学歴・学校名

これが最も簡単に人を判断できる(?)フィルターです。「通し方」は以下の4パターンになります。

 

①書類選考で落とす

これはいわば鉄板ですね。学歴欄だけで人を判断し、お眼鏡に適わない者は躊躇なくはじき落とされます。いうなれば、名前すら目を通さず、学歴欄だけで人を選別するのです。ですので、資格欄やアピール欄など眼中になく、出身大学だけで決めつけられるわけです。

 

セミナーに参加させない

新卒は何とか内定を貰おうと必死になって、企業が開くセミナーで自分をアピールするわけですが、その場にこさせません。企業が定める水準以上の学歴を持つもの以外は予約ボタンすら押せないようです。いうなれば一種の「出禁」扱いと言ったらいいでしょうか?逆に有望株の大学生ならどれだけ出遅れても予約可能だそうです。

 

採用実績がない大学にはリクルーターをつけない

大学のOBなどとの繋がりを持つ企業で行われる手法です。リクルーターがその学校出身のOBだと話が進みやすいでしょう。また、採用実績が多ければ、それだけ信用度が増します。仮に、OBがリクルートできず、他の人がリクルートしたとしても安心できます。

一般的にも採用実績が少ない大学の学生にはリクルーターがつきにくい傾向があり、リクルーター経由でないと選考対象から外される場合もあるそうです。

これと似たようなものとして、採用実績のある大学の学生を特別にバイト研修させる企業もあります。実績、経験、人物で見る、ある意味最もディープでシンプルなフィルターとも言えますね。

 

連絡の優先順位を低く設定する

端的に言えば、有望株に先に連絡し、それ以外は後に回す。優先的に高学歴を確保しよう、という方法です。

うっぴー
隙を生じぬ二段構え

手持ち無沙汰で終わることを避けるための手法でしょう。

 

 

性別で見る

恐怖 絶叫 イラスト

これは本来は「男女雇用機会均等法」で禁止されているフィルターです。

しかし職種、業務によっては向き不向きもあるでしょうし、ある意味仕方がないのかもしれません。

僕も男女によって向き不向きがあると思います。

腕力、体力の差、コミュニケーション能力、またはコミュニケーションツールも全く違っているのではないのでしょうか。

うっぴー
中途採用でも見られます。新卒者に限らないフィルターでしょう

体育会系/非体育会系かを判断する

ラグビー イラスト

今企業は「体育会系」を好むと言われています。全国の大学生の中で体育会系に所属している学生は7~8%しかいないと言われています。なのになぜ企業は体育会系を欲するのでしょうか?

 

目標達成への意欲が強い

勝利のためにと明確な目標を掲げ、その達成のために努力を惜しまない。目標達成のための練習量を逆算できるストイックさが魅力の要です。

それに加え、体力、精神力共に強く、残業、休日出勤などにも柔軟に対応できます。

うっぴー
さに企業ソルジャー

 

役割を全うしようとする強い意志

スポーツの世界は監督、部長、キャプテンなどのように強い序列があります。社会はそれ以上のピラミッドです。そのピラミッドな中で役割を全うしながらチームの組織向上を図ります。

チーム一丸で成果を出す習慣が身についている。これも体育会系の魅力でしょう。

うっぴー
確かに日本のプロゲーマーのチームは仲違いするケースが多いです…※これはあくまで余談です

 

礼儀正しい

②で挙げたようなピラミッド社会になれているので、礼節をわきまえています。先輩の言うことを素直に聞く、挨拶できるといったこと基本行動が既にできています。

要はコミュニケーション能力が高いということですね。

 

所属ゼミ

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新卒採用のエントリーシートには必ずある欄です。

これは学生時代、どのような勉強をしていたかを確かめるものです。ゼミ(もしくはサークル)欄が空欄だと社交性、集団行動ができるかどうかが疑われるでしょう。重要な要素であるといえますね。

 

容 姿

NO 握手会 イラスト

持って生まれたものですが、面接官との相性が強く出るでしょう。

うっぴー
人と人との出会いも運とも言えますので…

しかし、この容姿というのは身だしなみ、見栄えも含まれているかと思います。スーツに合わせたネクタイ一つで印象が変わるものです。

 

就活に不向きなNGネクタイ

①派手なピンクや紫、季節外れの色はNGです。

②大きながらやごちゃごちゃした柄よくありません。

 

逆に就活向きな柄としては

チェック、小紋、レジメンタルがおすすめです。

※レジメンタル(模様が右上がりなのに対して左上がりなのは「リバース」

就活は書類審査だけで行われるものではありません。面接は避けては通れないものですので、服装だけでもピシっとしておきたいものです。

 

就活 面接 ブサイク
うっぴー
こうなったら微笑ましいですよね

保護者からの問い合わせ

電話 受話器 イラスト

全体の55.8%の企業が「保護者からの問い合わせがある」と回答したようです。

去年の調査の53.0%から2.8%増加しています。

その内容は

1位 合否結果について

2位 会場への同行・送迎

3位 内定辞退の連絡

となっています。

その他の項目、そして前年比です。

就活 保護者 グラフ

平均反応数は2018年で2.0個、2017年で1.8個となっています。

 

近年では正規社員の採用枠が減り非正規が増加しています。特殊な技能がない限り中途採用では大手企業は絶望的でしょう。

その結果、このような結果になるのでしょう。合否結果を親が確認するというのはいささか行き過ぎのような気もしますが、「内定のお礼」というのはどういうものでしょうか?

うっぴー
甘~い甘~いお菓子でごz…

 

企業が保護者へ行う取り組み

これらの時世の流れから企業もまた、保護者に対してなんらかの対応をとっています。

1位 内定者の保護者向けに説明会・社内見学会を開催
2位 応募者の保護者向けの会社説明会
3位 内定式・入社式への招待

のようにあり、企業の47.1%が行っているようです。

保護者へ グラフ

平均解答個数は2018年1.7個、2017年1.5個となっています。

1位と2位はよく聞きますね。しかし、最近では内定式、入社式へ保護者を招待するのですね。

うっぴー
少々過保護と思いますが、これも時代の流れなのでしょうか
就活 面接 企業

うっぴー
そのうち保護者同伴が当たり前になったりして

就活で今の日本が見える?

国旗 日本 イラスト

最近では景気回復と言いながらも、日本は非正規雇用の増加、相次ぐ大企業の不祥事、増税、社会保障費の削減など、課題が山積している国です。

先行き不透明ゆえに、新卒は正規社員枠を取ることに必死になり、また、企業も有能な人材を確保しようと必死です。

 

費用は一人につき約46万円

新卒採用に投じる費用は平均で1人につき約46万円かかると言われています。

インターンシップや企業説明会、面接、選考、内定出し、そして内定者フォローといった活動で、それらを年間通じて行っているわけです。

それらを複数人を対象に行うわけですから、企業側としても死活問題と言えるでしょう。

うっぴー
企業もドキドキしながら相手を見てるでしょう

色々大変だけど頑張って!

新卒者が一番気にしているのは、おそらく「ブラック企業に入らないように」していることでしょう。

せっかく大学を出て、念願かなって就職できたかと思ったら、そこがブラック企業!だなんてことになったら、たまりませんからね。

企業もブラック社員を警戒していることですし、まさに就職活動とは、狐と狸の馬鹿し合いといってもいいかもしれません。







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